表参道で開催していた会田誠展に行ってきました
2018年2月24日に、東京表参道(東京都港区北青山3-5-12 青山クリスタルビルB1F/B2)で開催されていた会田誠展『GRAND NO PLAM』に行ってきました。
会期は2018年2月10日(土)~24日(土)と二週間しか開催されない非常に短い間展示でした。また入場は無料の展示でした。
開催場所もギャラリーというより「ビル内」という雰囲気の場所でなんとも変わった展示でした。
また作品はなんとも形容しがたく、美術展なのかプレゼンなのか、インスタレーションなのか形容しがたい。
会田誠さんが日々考えたり、思ったりしたことを綴ったような展示でした。
私は元々会田誠さんの作品が嫌いでないです。『この作品グロテスクだな』とは思うことがありますが、真摯なコンセプトをもっている作家さんだと思っています。
会田誠には、例えば谷川俊太郎の『二十億光年の孤独』と同じ思考の落とし方があるとかんじます。
『難しいことを考えて、悲しいことを悲しんで、おかしいことに疑問を抱いて、すごくいろいろ感じて、最終的には大きな問題を自分の手の中で解決できるシンプルさに落としてくる』
会田誠さんはそういう作家だと思っていて、そういうところが好きです。
『難しいことを難しくしない』
『難しいことは自分にわかるように作り直す』というところもあるように思います。
そういう人は真摯だと、私は思います。